Language

Japanese

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  • Poem

    From the magazine:曇天

    By Nakahara Chūya
       ある朝   僕は   空の   中に、
    黒い   旗が   はためくを   見た。
       はたはた   それは   はためいて   いたが、
    音は   きこえぬ   高きが   ゆえに。

       手繰り   下ろそうと   僕は   したが、
    綱も   なければ   それも   叶…
  • Poem

    From the magazine:

    By Nakahara Chūya
    ホラホラ、これが僕の骨だ、
    生きてゐた時の苦労にみちた
    あのけがらはしい肉を破つて、
    しらじらと雨に洗はれ、
    ヌツクと出た、骨の尖。

    それは光沢もない、
    ただいたづらにしらじらと、
    雨を吸収する、
  • Poem

    From the magazine:汚れつちまつた悲しみに ......

    By Nakahara Chūya
    汚れつちまつた悲しみに
    今日も小雪の降りかかる
    汚れつちまつた悲しみに
    今日も風さへ吹きすぎる

    汚れつちまつた悲しみは
    たとへば狐の革裘
    汚れつちまつた悲しみは
    小雪のかかつてちぢこまる

    汚れつ…
  • Poem

    From the magazine:サーカス

    By Nakahara Chūya
    幾時代かがありまして
            茶色い戦争ありました

    幾時代かがありまして
            冬は疾風吹きました

    幾時代かがありまして
            今夜此処での一と殷盛り
                    今夜此処での一と殷盛り

    サーカス小屋は高い梁
            そこに一つのブランコだ
    見える…
  • Poem

    From the magazine:短歌四首

    By Shizuka Omori
    やましさが案山子のように立っているからだを抜けてくるのか歌は

    触れることは届くことではないのだがてのひらに蛾を移して遊ぶ

    後ずさりできぬ鳥たち   二人称をずたずたにする夕焼けだった

    皆殺しの〈皆〉に女はふくま…
  • Audio
    By Nakahara ChūyaTr. by Jeffrey Angles 
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